ホームページでは「５つのこだわり」を紹介しております。
特にこだわっているのは培養土作りです。
苗作りの良し悪しの半分は培養土で決まると言っても過言ではありません。
弊社では持続可能な農業を実践するため、地元の肉牛農家からの牛糞、米農家からのもみ殻を使っています。これを原料にした堆肥を２年かけて丹精込めて作っています。この堆肥を混ぜた培養土で育てた苗は根張りがすこぶる良く、がっちりしていています。
お客様から「鈴木農園の苗を植えたら本当に良く収穫できたよ」と言っていただいた時が最高の喜びです。

高品質な苗作りの為に、大事なのが愛情のかけ方です。私には５人の子どもがおりますが、常々苗と子どもは愛情の掛け方が似ていると感じます。発芽したての苗（生まれたばかりの赤ちゃん）は特に手厚い管理（世話）を要します。しかし丈夫に育てる（自立させる）ためには、厳しい環境に置く必要もあります。また、こちらの想いとは違う結果を招く事もあるのも似てますね（笑）。

私は苗を育てる事、子どもを育てる事で沢山の事を学びましたし、今も勉強している最中です。どちらも愛情の掛け方が難しいですが、日々の中で生まれるお客様、社員、そして家族の笑顔は私の生きがいです。そんな苗作りを通して学んできた事を社員にも伝え、皆で成長できる会社にしていく事が私の想いです。

まさに「土作り、苗作り、人作り」です。この言葉を以前先輩の経営者の方からお聞ききし、とても感銘を受けました。以来その言葉の意味を私なりに解釈し、今では弊社のモットーにしています。

地球環境、社会情勢、食糧問題、今後更に不安定な時代になっていきます。そんな中、農業にはこれらの問題を解決する糸口がある重要な産業です。弊社は苗作りを通じて農業の発展に貢献することを理念に掲げております。お客様、社員、そして家族の笑顔の為、苗作りの技術を更に極めながらこれからも成長する企業であり続けます。

有限会社 鈴木農園
代表取締役社長 鈴木岳志